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Borge Mogensen J39

1947年、モーエンセンの代表的な作品の一つ、FDBモブラー J39はリデザインから生まれました。

モーエンセンが家具作りにおいて貫いた事のひとつに、コーア・クリントの教えでもある 「今までにあった家具を、よりよいデザインとして完成させる」(=リ・デザイン)の精神があります。

歴史あるデザインを見直して、生活から実用性を学び、その時代の生活に馴染むデザインにする事。
モーエンセンはこれらのことを考えて、リデザインした作品をいくつか発表しています。

代表作に、旅先のスペインで見かけた伝統的な椅子の様式を現代的にリデザインしたスパニッシュチェアや、 18世紀の英国椅子をリデザインしたウィングバックチェアがありますが、これらをリリースするよりも約10年前から FDBモブラーで、リデザインを既に形にしていたのです。

このJ39は、1942年にモーエンセンがFDBに入って与えられた「庶民の為に、末永く愛される安価で高品質な椅子を」という課題に対して 5年の歳月をかけて作り上げた作品です。

必要最低限なパーツによる簡易的な組み立てと手編みが必要なペーパーコードを使用することにより、 市民にも手伝いを求め、歩合制により賃金を支払い、市民の生活を確保しました。

組み立てに参加した市民には郵便局員や八百屋など、 本来、家具職人とは関係のない人まで参加し、さらにモーエンセンは導入されたばかりの大型工具を使用し可能な部分を工業化することで、徹底的に生産コストも抑えました。

庶民の為だけに家具を作るのではなく、その家具に携わる人々も幸せにする。 モーエンセンは家具を通して、全ての人たちをより豊かにしたかったのではないでしょうか。

デザインは、アメリカのシェーカー教徒が教会で使っていた椅子をその当時に合わせてリデザインしたもので、 この頃、リデザインを実現します 。

シェーカー家具の特徴でもあるまっすぐに伸びた脚や 組み立ての際に特別な工具などを必要としない 簡素な造りをそのままに、一切の無駄をなくした 「近代北欧家具デザインの父」であるクリントの正当な弟子として その教えの全てを結集したデザインになっています。

簡素な組み立てといっても木と木の接合はしっかりとしており、さらに枠を段違いに取り付けることでペーパーコードの座面に傾斜が付き、 深く腰掛けた時に体への負担が少ないよう配慮されています。 そんな背景や機能的な椅子だからこそ、「人々の椅子」として デザインが完成してから70年以上経った今でも生産され、愛され続ける名作椅子なのではないでしょうか。

モーエンセンの家具に対する思いが、すべて詰まったJ39。昔も今もこれからも、人々に愛され続けるモーエンセンの代表的な作品の一つです。

価格 : 43,000(46,440)
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